2016年11月25日
コダマネズミ
778 : コダマネズミのはなし 1/3[sage] 投稿日:04/08/20 11:39 ID:7VHMw1y5 [1/4回]
皆さん。
皆さんはコダマネズミを御存知ですか。
猟師が獲物を求め山を歩いていると、ぽん、と何かが破裂する音が聞こえる事があるそうです。
それは、コダマネズミがはじけた音。
近寄って見てみると、そこには、背中が裂けて内蔵を飛び散らかしたネズミの死骸があるそうです。
この音を聞いた猟師は、
そっちはこだまのるいか。
こっちはしげのるい。
ぶんぶきままにくうらす。
なむあびらうんけんそわか。
と3回唱えなければ、猟を続けても獲物は捕れず、なにか障りが起きるとさえ言われています。
何故、数ある獣のなかで、コダマネズミだけがこんな無惨な死に方をするのか。
こんな言い伝えがあるそうです。
続きを読む
週に1,2回はソロで夜間ツーリングに行ってました
688 : 元ライダー 1/3[sage] 投稿日:04/08/17 11:11 ID:gadZSogD [2/4回]
20代のころバイクにはまってて、休日にツーリングには行ってましたが、それだけでは足りず
横浜での仕事(20:30頃まで)の帰りに、週に1,2回はソロで夜間ツーリングに行ってました。
夜間ツーリングといっても大抵は、三浦半島を半周くらいまわったり、首都高走ってPAで
のんびりしたり、24:00頃には東京の自宅に帰り着くようなミニ・ツーリングです。
翌日仕事休みで気温もちょうどいい感じの夜、ちょっと遠出がしたくなり、東名から箱根に
足を伸ばそうと思いました。御殿場方面から登っていく長尾峠っていう峠道があります。
乙女道路(乙女トンネル)といういい道が有るので、林道を舗装しただけみたいな、いかにも
旧道然とした長尾峠はほとんど裏道で、車線やガードレールも要所要所に少しあるだけです。
登りきった峠の頂上にドライブインは有るものの平日の夜間なぞ閉まっているし、麓から頂上
まで灯火の類は一切無く真っ暗。途中に民家も建物もありません。道幅が狭いので走り屋も
あまり来ません。頂上付近の広い部分で4輪がドリフトの練習をやっているのを見たことが
ある位です。要するに夜間は物好きしか通らないであろう山道です。
続きを読む
2016年11月24日
イギリスに出張した際、現地の同僚から変わった話を聞いたという
673 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/08/17 00:46 ID:xes23ovJ [7/12回]
知り合いの話。
仕事でイギリスに出張した際、現地の同僚から変わった話を聞いたという。
その同僚がまだ幼い頃、彼の家では犬を飼っていたそうだ。
実家の山村からもらった白い雑種犬だった。
色々と変わった所のある犬だったらしい。
普通、犬猫の類いは目を見つめるとすぐに視線を逸らす。
好奇心や注意が続かないためらしいが、その犬はじっと見つめ返してきた。
根負けして視線を外すのは、いつも彼の方だったという。
ある日身体の調子が悪く、学校からいつもより早く帰宅した。
門を潜り庭を歩いていると、いつもは彼を迎える犬が出てこない。
どうしたのかな?と思い、犬の名前を呼びながら犬小屋を覗いてみた。
愛犬の姿は見当たらず、小屋の床には何か毛のような物が堆積していた。
続きを読む
彼はまだ若い身空で、温泉巡りを趣味としている
670 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/08/17 00:42 ID:xes23ovJ [4/12回]
友人の話。
彼はまだ若い身空で、温泉巡りを趣味としている。
独身の特権なのか、思い立つとすぐに荷物をまとめ、単身出かけるのだそうだ。
以前、あまり人が来ない山奥の湯治場に出かけた時のこと。
小さな宿が二つしかないような、寂れた所だったらしい。
一つ目の宿で不幸があったと言って断られ、仕方なくもう一つの宿に向かう。
そこでもなぜか宿泊を渋られたのだが、主人に頼み込み、半ば強引に上がり込んだ。
彼は宿の大きさなど気にはしないが、しかしその宿は少し変わっていた。
どの部屋も雨戸がすべて閉め切られていた。ご丁寧に芯張り棒まで噛ましてある。
彼が雨戸をいじっていると、やって来た仲居さんが奇妙なことを言う。
「今日は窓を開けない方がいいですよぅ」
続きを読む
犯人の見当もつかない
667 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/08/17 00:36 ID:xes23ovJ [1/12回]
知り合いの話。
まだ学生だった頃、彼女の村では火事が相次いで起こったという。
放火と思われたが、山間の小さな集落ということもあり、そんなことをすれば
すぐ村の皆にわかる筈だった。
それだのに、犯人の見当もつかない。
住人は戦々恐々としていたらしい。
ある夕暮れ、彼女はお使いを謂い付けられて家を出た。
近くの店で豆腐と味噌を買ってから家路に着く。
近道をしようと、近所の畑に踏み入った。
その時、視界の外れに、誰かが立っているのが見えた。
畑の端に大きな柿の木があって、その根元にひょろりとした影一つ。
見知っていたお婆さんだ。白い着物を着ていた。
どこかに違和感を感じ、すぐにその理由に思い至る。
その老婆は、前年の暮れに亡くなっていた。
続きを読む
2016年11月23日
おかぁさんが注意していなかったからこうなったの
656 : 苑蜩[sage] 投稿日:04/08/16 21:45 ID:QBgZ5zEU [1/6回]
ここを読んでいて、怖くないのですが、思い出したことがあります。
長文かつ駄文かと思われますが、興味のある方だけ読んでいただけたら幸いと思います。
小学5年の頃、箱根の御玉が池から箱根湯元まで旧鎌倉街道を、
遠足で歩いたことがありました。
そのとき金時山の山頂近くでお弁当を食べたのを、そのとき見ていた
光景ごと思い出せます。
前日、お弁当の材料を買いに出かけた母が事故に遭い、膝の皿を支える腱が
少し切れてしまい、しばらく歩けない状態になっていたせいもあるでしょう。
夜勤を終えた父が眠いながらも母の代わりに作ってくれたお弁当でもありました。
すごくお腹が空いていたけど、いろんな想いが胸に詰まって、母に頼んだ
おかずだけ食べられずに、大事にアルミホイルに包んで、父母の温もりを
慈しむようにしまい込みました。
・・・私のわがままのために母は怪我をしたのに
「○○のせいじゃないおかぁさんが注意していなかったからこうなったの」と
私をかばってくれた。
・・・父は指を切りそうになりながら料理をし、気丈に振舞う母の演技に付き合って
にこやかに送り出してくれた・・・。
続きを読む
年末に体験した死ぬほど怖い話
543 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/04(木) 10:14:27 ID:F7cfrCrNO [1/5回(携帯)]
年末に体験した死ぬほど怖い話。
私は去年の夏から実家の近くで一人暮らしを始めました。
二階建の安いアパートで、私の部屋は二階の真ん中の部屋です。
年末、忘年会で遅くなり終電ギリギリで帰路についた時の話を聞いて下さい。
私の家は駅に面した大通りから小道に入り、夜になると人気が無くなるような場所だったのですが
実家から近い事もあり怖い事なんか何もないだろうと思っていました。
その日は少々酔っ払って家まで歩きながら鞄の中の鍵を探していたんです。
この角を曲がって30メートル程で家に到着。というとこまで来て私は異様な音に気付きました。
ガンガンガンガンと、一定のリズムで何かを叩く音がするんです。
昼間だったら何か工事でもしてるのかとも考えるのですが、こんな時間に何だろうと思いながらテクテク歩いていると、音はどんどん大きくなります。
毛が生えた何かが頭をグシャグシャ撫で回して
610 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/08/12 11:50 ID:/zNH77OT [1/2回]
田舎育ちの友達が小学生の時の不思議な話を教えてくれた。
夏に山で遊んでるうちに迷った上、すごい雷雨になってしまった。
泣きながら耳ふさいで歩き回ってたら
(動いたほうが雷落ちないと思ってたらしい)少し広い場所に出た。
幾つか切り株があって、切った木をまとめてあったりして、
誰かここで仕事してたのかな、と思ったと同時に光と雷。
近い!と思ってまた耳をふさいで歩き出そうとしたら、
毛が生えたでっかい何かに両腕を掴まれて何mか、どかされた。
その途端に森の中を雷が走った。
自分が居た場所を通って横にビャーッと光が走り抜けてった。
呆然としてると、毛が生えた何かが頭をグシャグシャ撫で回して
「雷怖いな、あと少ししたら帰れ、座って休んでいっていいから」
という意味のことを言った。
ハッとして見上げたら、誰もいなかった。
雨はすぐに弱くなり、友達は切り株で少し休んでから帰った。
感じとしては熊みたいな大きさで、どかされた時はひょい、と宙に浮いたんだと。
高校生になって、となりのトトロを見たときは、アレだ!と思ったそう。
話しかけてくれたのは、日本語だったかどうか、声はどんなだったか、どうしても思い出せないって。
2016年11月22日
目の錯覚かもしれないけど・・・
539 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/04(木) 08:20:58 ID:X9PD89ZH0 [1/1回(PC)]
実家の家限定のこと、結構古い家屋。
時々、目の錯覚かもしれないけど廊下の突き当たりに古い押し戸が見えるときがある
それは常に見えているわけじゃなく、夏になると見えるようになる
爺ちゃんにそんなのが見えると酒の席で話したら
俺の家計にあった実話を話してくれた。
大正初期からあるこの家屋には昔本当にあの押し戸があったという
その先は倉庫になっていたのだがあるときその家の子供が違和感を感じて報告
母親は忙しかったので子供に見てくるよう頼んだらしい
そして子供はろうそくを持って中に入りそのまま蝋燭と一緒に消息を絶ったそうだ。
ちなみに現在はその倉庫の入り口は封鎖、見えなくなっていて倉庫自体は撤廃してただの壁になっている。
最後に爺ちゃんが「こうして俺が現代にたどり着いたんだよ」と笑いながら言っていたがそれの真実は定かではない
「フフフ・・・ウフフフフ・・・アハハ・・・フフフ・・・」明らかな女の笑い声
554 : kagiroi ◆KooL91/0VI [sage] 投稿日:04/08/10 21:46 ID:Idtd9tM+ [2/11回]
よくあるお話だが、友人から聞いた話を。
この話を教えてくれた友人の友人、彼の実家は近畿地方のとある山間部。
働いているのは大坂の街中で、ここ数年は帰省していなかったので
お盆休みを利用して久々に田舎へ帰る事にした。
久々の実家、地元に帰った彼は幼なじみの友人に会うために
隣の町まで原付きを飛ばして行くと電話で伝えた。
数年ぶりに会う友達からの電話で友人も大喜び、すぐに来いと言ってきた。
昼前に原付きに乗って、懐かしい道を走っていけば30分ほどの距離。
走り始めて国道に出る手前で、ふと見上げると、新設された国道が
山の中に向かって続き、標識が隣町まで続くと示していた。
「これならいつもより早く行ける。こないだお袋が言ってたのはこれかぁ。」
そう思ったものの、懐かしい道を走る方を選んだ彼は、そのまま国道へ。
「でも、まだ建設中だって言ってたけど、もう通じてるじゃん。」
続きを読む