2015年05月28日

その小さな椅子に腰掛けている子は、… 一瞬たりとも動かない…

222 : 新幹線がらみのこぴぺ[] : 投稿日:2003/03/03 01:22:00
 
私が高3生、受験を1ヶ月前に控えた、受験用問題集の、短い一文の中に、…

主人公の女性が一人、新幹線の食堂車に入り、ぽつんと空いている席を見つけて、
その席に腰を下ろし、
よくだれもがするように、辺りを見るともなしに見ていると、
すぐ隣のテーブルに着物を上品に着こなした老夫婦が、
向かい合って椅子に座っているのがわかった。

そして通路側には背を向けて女の子らしい子供が小さな椅子に腰掛けて…、
さして気にもとめず、自分のテーブルに目を移し、メニューを見ながら
注文する品をやや決めかねていると、、
隣の席の老女がもう一つの席に何やら話しかけている。

 
「お口をあけて。」

 
「おいしいでしょう。」

 
と言っては、スプーンに何か皿の上の食べ物を載せて運んでいる様子。
ところが、老女が何を話しかけても一向に返事がなく、他には誰も何も話さない。

この家族は一体…、
背を向けている、着物姿の、その小さな椅子に腰掛けている子は、…
一瞬たりとも動かない…
着物を着た市松人形…だった



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at 04:00│Comments(0)心霊 

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