日本に一緒に帰ろう。この船に乗れよ橋北中学校水難事件

2015年08月28日

モウスグ・・モウスグ・・・・

175 : 1コピペ ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/07 23:55:00
これは、俺が専門学校時代のクラスメイツi(男)の体験談だっ! 
iは某銀行支店長の息子だ。 
iは次男坊で12才年上の兄がいる、 
年をとってからできた子はかわいい・・・・。 
それは、年の離れた弟にも当てはまるのだろう。 
iは両親と兄に可愛がられ、ぬくぬく育った。 
そんなわけで、iはかなりわがままだ。 
i19才、彼(と両親&兄)に「飴と鞭」という言葉は無縁だった。 
やさしい兄は、新車を買ったやさしい兄は、 
iにお古の車を与えた(飴)RV車だ。 
iは、喜んだ。 
iは、走った。 
海へ、山へ、走りまくった。 




176 : 1コピペ ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/07 23:56:00
そしてある日、女をとなり乗せ山林を走りにいった。 
そこに待ち受けるのは、 
iの人生最大の恐怖(鞭X鞭?)とも知らず・・・・・・・。 
iには彼女が2人いる(当時)。 
iは最近狙っている女(3号予定)を乗せ、 
夜のドライブとしゃれこんだ。 
iの「男の方程式(今日こそこの女ヤル!理論)」 本人談 
男らしく思われたい+やりたい=車をかっこよく乗りこなす 
愛車(自慢)=RV車(はやり) 
RV車=山道(心霊スポット) 
山道(心霊スポット)=怖い 
怖い<やりたい 
というわけで、地元でちょっとばかり有名な心霊スポットへ向かった。 
なれない車、暗い山道、幾重にも分岐する悪路、霧が少々・・・ 
iは道に迷った、はずんでた会話が止まり、 
不機嫌になる女、焦るi(やりたい)。 
何だかんだで1時間。 



177 : 1コピペ ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/07 23:56:00
無言の二人。 
流れ込む「あっちの空気」。 
さらに分岐する道。 
iは迷った、右か左か 
「右・・」 
怒で無言だった女が口を開いてくれた。 
iの顔に明るさが戻った(ヤレる?)。 
さらに分岐 
「左・・」 
iは喜び勇んで左に曲がる。 
iは女の言うとおりの道へ進む。 
もうすぐ山道を抜けることができる、そして・・ヌケる?。 
iはそう信じていた。 
「ソノママ、マッスグ」 
女の指示は続く、 
iは思った「なんか変だ!」 
「モウスグ・・モウスグ・・・・」 
iは気がついた、女の声がだんだんしゃがれていく事に。 



178 : 1コピペ ◆ozOtJW9BFA [] : 投稿日:2003/06/07 23:57:00
ここはどこだ、iは考えた、 
答えはすぐにでた、 
そう、ここは地元でちょっと有名な心霊スポット。 
iは恐ろしくなって(鞭?)急ブレーキを踏んだ。 
道は舗装されてない、車は少々スリップして止まった。 
すると霧の向こうに町の灯りが見え、眼下には崖が広がっていた。 

「・・ち・・く・しょ・う・・・・」 

女はそう言い残すと眠った、 
いや、最初から寝ていたのだ。 
数日後、iはその女と縁を切った。 
無論女は、あの夜起きた出来事を知らない・・・(実話) 


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at 15:00│Comments(0)心霊 

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