邪悪な霊がいる・・・天才バカボン

2016年02月17日

「やよいさん」は東京の某公園の中にあります

126 : コピペ[sage] : 投稿日:2003/02/01 18:57:00
この話は父が私らが子供の頃に話した話です。 
父は今65歳ですが在職中に先輩から聞いたそうです。 
弟も拝命して警察学校に入っている時に、再度聞かされたそうです(大体13年くらい前)。 
現在も語りつがれているか、確認を取りましたら、弟の年代(30歳中盤)の方が 
時々新人に話す事があるそうなので、細々ながら続いているとみました。 
私がカキコミを悩んだのは、 
1.この話にはバリエーションがたくさんあることと 
2.「やよいさん」とは人の名前ではなく、「ある場所」の名前だからです。 
「何人に話す」とか「何日以内に」はありません。 
見る人は見る、あるいは怪我をするということです。 
偶然ですけど..きっと。お払いは本質は「人の無念・痛みを知る心を持つこと」です。 
それがあまりに抽象的で無理なら「やよいさん」を探し出してお参りすること。 
お供えは甘いものでした。 
でもそれは私が聞かされたバージョンで、他のでは、酒、たばこでした。 
「やよいさん」は東京の某公園の中にありますので、 
全国的なHPにのせるのは果たしてOKか?というのも迷った原因です。 
では、行きます。 

でも ほんとにいいですか? 




127 : コピペ[sage] : 投稿日:2003/02/01 19:00:00
こんにちわ、ちゃるです。前ふりから幾日(?)とうとう、カキコミする決心がつきました。 
「あっち」に書いた不幸を呼ぶ「やよいさん」の話です。 
書き込みます。 
いたこさんの判断で削除するなり、改訂するなりしてください。 
では 

やよいさんは正式には弥生廟といいます。 
どこにあるかというと「北の丸公園」に本当にあります。 
私もほんとうにあるのを見たとき、驚きました。警察では年に1回例祭をしています。 
その時の鉛筆とかもらった記憶があるのですが、 
何故か実在の場所とか思わなかったんですね。 
警察の殉職者を祀っているのですが、実は旧軍から引き継いだ(?) 
靖国神社に入れない方の魂も眠っておられます。 
入れない方...それは自殺者・変死者・病死者です。 
英霊ではない(つまり国を守って死ななかった)から。 
何かひどい話です。暴力的ないじめによる自殺の話。それがこの話の骨子です。 
ある男が徴兵されました。彼はねっから不器用な男で、おまけに厭戦傾向がありました。 
いじめの標的になったそうです。 
言葉のいびりで済んでいるうちはまだよかったのですが、 
軍隊式のしごきで、いつも怪我が絶えない身体になりました。 
特に銃剣の訓練というか、やみくもに大声をあげて敵兵に見立てた的をめったざしにする。 
というような野蛮なことがなかなかできなかった彼は、銃剣の訓練の的にされる。 
銃の台尻でなぐられるなど、日常茶飯事だったということです。 
いよいよ戦地に送られるというとき、男は決心しました。 
逃げる。 



128 : コピペ[sage] : 投稿日:2003/02/01 19:00:00
脱走兵が当時どのような扱いを受けたのか私は寡聞にして知りません。 
ただ発見されなくとも残された家族はひどい扱いを受けたようです。 
でも男は逃げました。彼岸への逃走、死を選んだのです。 
男は臆病でしたから、苦しむのはいやでした。 
彼の脳裏にうかんだのは、いつかいじめで「鼠退治」と称し、天井裏に昇らされ、 
一晩中降りてくるのを許されなかったときの事です。 
..天井裏には「ねこいらず」が、あった。 
彼は皆が寝静まった後、天井裏に昇り、ねこいらずを大量に飲み、世を去ったのです。 
天井裏の男は静かに腐敗していきました。 
人型の染みが大きく広がり、雨漏りのように腐敗した人の体液が下に落ちてくる 
までの間、歩哨にたつと、変な影が見えるとか、便所の窓に青白い顔が見えたとか、 
噂は立ちましたが、どれも男のうらみをはらすことはできなかったようです。 
結局男は軍隊内の誰にも自分の怨みをはらすことができず、 
天井裏で腐った豆腐のようになって発見されました。 
事故..だから..弥生廟にいます。 
男は怨みごとを、やさしい時代のやさしい我々にささやきにきます。 
今晩の天井の染みをご覧ください。 



129 : コピペ[sage] : 投稿日:2003/02/01 19:01:00
すみません、しつこいちゃるです。 
前ふりでバージョンが多いと書いといて、 
自分の直接聞いたのしか書かないのが気になりまして..。 
弟が中野の学校できいたのは 
同じ物語ですが展開が少し違ってましたので、書いときます。 
少し「さぶ」っぽい展開なんですが..。 
いじめられている男には一緒に入営した幼なじみがいました。 
その男は、事ある毎に弱い彼をかばってくれていたのが古参兵のかんに触ったようです。 
銃剣の練習時、ふたりはいつも組んで練習していたのですが 
その日、試合形式ですることになりました。 
実際に聞いてないので、はしょる形になりますが、よくある展開でかばう男の銃剣の先の 
安全ガードみたいのがはずれる細工がしてあり、彼は幼なじみを殺してしまいます。 
そのショックで彼も精神に異常をきたしてしまい、 
天井のねこいらずで自殺してしまう、というパターンです。 
弟くんは最初の父の話で溶けた男に夜間訪問される。 
いじめられるリアルな夢を見る(これがけっこうきついそうです)。 
などがあったので、再度この話を聞いたときは、でるなでるなでるな~とあらゆる手段で 
祈ったそうですが、中野の学校でランニング中に自然気胸で倒れ、 
入院中になぜか水疱瘡に罹患して、たいへんな目に会いました。 
(これは「あっち」に書いた通りです) 
私は雨も風もない良い夜に、雨戸をどんどん叩かれ、(ワシら兄弟の部屋は2階だった) 
この野郎と思って開けると誰もいないし、何もない。 
というのが何日かあっただけですが..。 
視線を感じたりはしたな..。 
書き込んだらまた、何かあるかしら。 
でも、いたこさんも読んだからいいや。 
長々とありがとうございました。寒いのでお身体大切に。 


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