2016年02月24日
何度目かの気配で振り返ったらいた。細い人。
351 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/02/10 13:31:00
ウチの職場のドアはすりガラスの入ったドアなんですが。
ええまあ当然人がいるいないはわかるが朧げに見えるんです。
残業しているとそのドアの向こうから気配がする。嫌ぁああなかんじの気配。
振り返れば誰もいない、ああ気のせいか、そんな作業を二十分に一回くらい
繰り返して、何度目かの気配で振り返ったら
いた。細い人。
すりガラスの向こうに針金のヒトガタみたいなのがゆらゆらゆらゆら。
頭だけが風船みたいに大きい。
うわぁぁぁと叫びそうになりながらも、あまりの非現実さに、もしや同僚の
誰かがしかけたイタズラか?と思い、意を決してダッシュでドアに走り開けた。
そのとたんフロア全部の電気が消えた。絶叫した絶叫した。
あわてて入り口まで勘で走り、警備員に事の次第を話した。
結局ブレーカー落ちたっちゅうことでかたがついたが、俺しかいなくて何故
おちるのか、それは考えない事にしている。
at 15:00│Comments(0)│心霊