我が家族一同様、ソロソロ、ユルシテクダサイ夜さで

2016年03月01日

男の子はライフベストを着ていないのだ

106 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/04/11 13:40:00

ボートを預けてある湾には幾つもマリーナが点在していて 
湾内ならば、風やうねりの強い日でも相当の事が無い限りはボート遊びが出来る 
 
去年の夏、俺の預けてあるマリーナとは別のマリーナのスッテカーを貼った 
船自体はちょっと前のモデルだが、いかにも免許取立てといった感じの 
お父さん操船の5人家族の船を見かけた 
ちょっと高い波を、舷の横で受けていたり 
波に船を横乗りで上げるような操船をして、見ていても危なっかしいのだ 
 
子供達はそれでも楽しそうだし、海っていいよな・・なんて女房と話していた 
しかし・・何かが変?一見仲の良い何処にでもいる家族なんだけど 
気になり始めたので、その船の50mくらいまで近寄ってみた 
お父さん、お母さん、お姉ちゃん(8歳くらい)妹(5歳くらい)弟(4歳くらい) 
両親と娘さん二人はライフベストを着ているのだが 
男の子はライフベストを着ていないのだ 
 
その時は、子供はベストを嫌がるし、危ないな・・なんて思っていたんだ 
軽く挨拶をしてその場を離れた 




107 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/04/11 13:41:00

その船ともう一度出会い、挨拶を交わした・・また不思議に気が付く 
男の子がいない? 
俺は、具合悪くなってキャビンにでもいるのだと思った 

「こんにちは釣れましたか?あれ?僕ちゃんは具合悪くなっちゃったのかな?」 
俺が話しかけると・・ 

「家は娘二人だけなんですよ・・」 

俺は気まずい思いで「お姉さん達が元気だから僕ちゃんに見えたのかな?」 
その場しのぎのように、話をつくろった 
俺も女房も確かに男の子が乗っているのを見た・・? 

先週、その船に出会った 
お父さんも操船が上手になっていたし、家族4人しか見えなかった 

その話をぶり返した俺は、船上で女房のビンタを数発喰らった・・ 



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at 11:00│Comments(0)心霊 

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