2016年05月11日
京都の美山にツーリングに行ったときの話し
476 : ジュンジ[] : 投稿日:2003/06/14 00:07:00
こんばんわ。
聞いてください。
この前私の愛車ZZR250で京都の美山にツーリングに行ったときの話しです。
普段はバイク友達の稲川さんと一緒に行くんですがその日は都合が悪いらしく一緒には行けれませんでした。
梅雨時の土曜日に珍しく晴れたので一人ででも行かなきゃもったいないと思い、一人で出かけました。
美山は田舎です。
錆びた看板を店先に出している店もそこらじゅうにありますし、未だにメガネのおっさんのオロナミンCのポスターを貼っていたりします。
そのおっさんの鼻に画鋲が刺さっていたりするんですよね(笑)。
ちょっと休憩しようと思いT美とF子と私の3人はバイクを止めました。
駄菓子屋があったので入ってみました。
懐かしい感じがしました。
T美とF子は気づいたらいませんでした。
よく考えると一人で来ていたからです。
私はよくシンナーを吸うのでバラバラの記憶がおかしく繋がっていたりして思い出話をするとき苦労します(笑)。
「T美、これ見て!酢だこがあるよ!」
「ホントだぁ!」
そんなたわいもない会話を店先でしていると奥から店の人がでてきました。
てっきり棺おけから起き上がってきたような老人が来るのだろうと思っていたら違いました。
モデルのような体型のお姉さんでした。
お姉さんはとても美人だったのですが、なにせここは美山です。
たまに10年以上前に作ったようなキャバクラのCMが今でもたまに流れていることがありますが、
そのCMにでてくるようなお姉さんでした。
眉毛は今の主流の太さのように細くはなく、アムラーの5倍くらいの太さでした。
477 : ジュンジ[] : 投稿日:2003/06/14 00:15:00
つづき。
昔のホステス風の店番はボディコンを着ていました。
ここ美山に似つかわしくない格好のお姉さんが今ではもう見られないようなメイクをしていたのがあまりにおかしくて、
私たちは噴き出してしまいました。
お姉さんは怒って奥に行ってしまいました。
奥にいるお姉さんに謝ったのですが出てきてくれませんでした。
私たちは取り合えずお菓子を見ていました。
するとお姉さんが戻ってきました。
お姉さんはさっきまではものすごい匂いの香水をつけていました。
今は別の匂いがします。
私はさっきまでは気づきませんでしたが彼女はただの人間ではどうやらないようです。
私は昔から霊感が強かったのです。
すぐに分かりました。
彼女はシンナーを吸っている!
同じくシンナーを愛用する私たちにはそれがすぐにわかりました。
そしてシンナーを吸ったそのお姉さんが手に包丁を持っているのです。
何をするかはシンナーの吸いすぎで脳みそがなくなりかけている私たちでもわかりました。
478 : ジュンジ[] : 投稿日:2003/06/14 00:21:00
つづき。
案の定彼女は包丁を振り回し始めました。
やばい。
逃げなければ。
私たちは急いでバイクに駆け戻りエンジンをかけて逃げようとしました。
F子が途中でつかまり首を跳ね飛ばされたのを私は見ました。
それが不完全でも彼女の姿を見た最後の場面です。
バイクはすぐそばに止めていたはずですがなかなかたどり着けません。
もう一生バイクにはたどり着けないのではないかと思うくらい長い距離を走りました。
それでもまだつかない。
実際はせいぜい30mくらいの距離でしょうが。
なんとかたどりつきエンジンキーをまわす。
彼女もやってきた。
やばい。やられる。
とっさに私はT美をつきとばしました。
彼女を犠牲にして自分が助かるなら!
T美は腹を割かれたようでした。
焼肉の材料を売っている店で見るような臓器がどぼどぼと垂れていたのを、
エンジンをかけ走り出した私はサイドミラーで確認しました。
479 : ジュンジ[] : 投稿日:2003/06/14 00:24:00
つづき。
このまま帰るのは気分が悪いので私はお姉さんに謝ろうと思って引き返しました。
お姉さんはあの駄菓子屋の前に立っていました。
私が駄菓子屋の前にバイクをとめてお姉さんに謝ると、お姉さんは笑って許してくれました。
本当はとても優しい人だったようです。
夜に焼肉を一緒に食べて仲良くなりました。
肉はT美やF子の肉ではありません。
そんなオチはないです。
焼肉を食べたあとお姉さんは自首しました。
終わり
at 11:00│Comments(1)│心霊
この記事へのコメント
1. Posted by へのへのもへじ 2016年05月11日 16:11
3人で行って店の人を見たのか,投稿者一人が現地で行って会ったのかわからない。
ちょっと内容がわかりにくい
ちょっと内容がわかりにくい