両親が定年退職後の楽しみとして,某所に別荘を建てた私の念仏をそっくりなぞる声が聞こえました

2016年05月20日

友達と二人で山の方にドライブに行った

503 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/08/05 21:23:00
ちょっと前の話。 

友達と二人で山の方にドライブに行った。 
しばらく山道を走っていたのだが、どうも迷ったらしい。 
地図見てもぜんぜん道がわからない。 

カーナビは一応ついてたがそのとき壊れてて海の中走ってる始末。 
どんどん暗くなってるし、道はやばくなってくし、人っ子一人見当たらないし 
本当に困り果ててた。 

勘にまかせて走ってると、少し上の方にぼやっと明かりが見えた。 
どうやらコンビニの看板の明かりらしい。 
それでそこのコンビニの前で車止めて車から降りた。 
車も自分の以外の一台あったし、自転車も2,3台あった。 

中には4人ぐらい客がいて、俺らはちょっと安心した。 
店の人に道を聞いて、俺らは散々お礼を言って店を出た。 




504 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/08/05 21:24:00
教えてもらった通りの道を走ると、だんだん道が広くなってきて 
街の光も見えてきた。俺らは心底安心した。 

しかし街が近づくにつれある疑問が出てきた。 
ここまで読んだ人ならわかったかもしれない。 

友達に言ってみた。 
俺「なぁ、何かおかしくないか?」 
友「何が?」 
俺「だってさ、あんなとこに店あるか?」 
友「は?」 
俺「よく考えてみろよ。あんな山奥だぞ。あんなところに客来るか?」 
友「・・・でもいたじゃん。何人か。」 
俺「それがおかしいんだよ。うん。あんな山奥に誰がチャリで来るんだよ。」 
友「・・・」 
俺「・・・」 

帰ってから地図を見てみてみたり、カーナビみたりしたけど 
周辺の山道にコンビにはおろか、店の一軒も無かった。 


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at 11:00│Comments(0)心霊 

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両親が定年退職後の楽しみとして,某所に別荘を建てた私の念仏をそっくりなぞる声が聞こえました