2016年09月28日

おばぁちゃんが良く買ってくれたお菓子を見るとあの笑顔を思い出します

261 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/18 13:11 ID:OzPxFwxF [2/5回]
心霊というには少し違うかもしれないけど… 

去年の事です。大好きなおばぁちゃんが突然亡くなりました。 
うちは叔母にも叔父にも子供はいなくておばぁちゃんにとっての孫は私と姉と2人だけでした。 
そのせいもあってかおばぁちゃんは本当に小さい頃から私達姉妹を本当に可愛がってくれていて私達もそんなおばぁちゃんが大好きでした。 
父の仕事の都合上、海外転勤などもあって離れて暮らしていた時期もありましたがその間も私達の大好きなお菓子を送ってくれたり、いつもいつも私達の事を考えてくれていました。 

本当に優しくて大好きなおばぁちゃんでした。 
私達もしょちゅうおばぁちゃんの所へ遊びに行っていて、その度におばぁちゃんは「ほらほら、お菓子沢山あるよ食べなさい」と 
好物のお菓子や食べ物を用意して嬉しそうに勧めて来ました。 
私達もお腹が一杯になっても「美味しい美味しい」と喜んで…本音としては「苦しい」と思いつつ…食べる姿を嬉しそうに見るおばぁちゃんの為に無理してまで食べてました。 

でも私達も高校に上がってからは段々と遊びに行く回数も以前と比べると大分減ってしまい、姉が社会人・私が大学生になるころには「仕事があるから」「バイトとかレポートが…」 
と月1回行くか行かないかくらいになっていました。(それでも普通よりは多いらしいですがほぼ毎週だったので) 
その間にも母だけが会いに行って帰ってくると必ず「おばぁちゃんから」と沢山のお菓子や好物がお土産に渡されていました。




262 : 261の続き[sage] 投稿日:04/05/18 13:14 ID:OzPxFwxF [3/5回]
そんなある日、久々におばぁちゃんに会いに姉が泊まりに行きました。 
姉は私以上に仕事が忙しいのもあって会えてなかったので「しばらく合わないうちにおばぁちゃん、凄くちっちゃくなってたんだね。ご飯もあまり食べれて無いみたいだし…」 
と久々に目にしたおばぁちゃんの姿にショックを受けているようでした。 
元々が食の細い人だったしそれでも元気にチャリ漕いで結構遠めのスーパーまで坂道も軽々と行ってしまうようなおばぁちゃんなので 
「そう?」とあまり気にしていなかったのですがやっぱりちょっと前と比べたら確かに…と思い 
私も久々に泊まりに行こうかな?敬老の日も近いし…とぼんやり考えていました。 
で、バイトの休みも取れて泊まりに行こうと思っていた矢先…おばぁちゃんが亡くなりました。 
本当に突然でした。早朝に電話が鳴って…「おばぁちゃんが息をして無い!」と叔母の泣き叫ぶ声が受話器から聞こえて… 
母が泣き崩れて…それでもなんとか慌てて着替えて車を出して… 

いつもののおばぁちゃんの部屋に入ったら寝てるような顔のおばぁちゃんがいました。 
ベットでそのまま、いつものの寝顔のままで…「なんだ寝てるじゃん。寝てるだけじゃん」と思いました。 
本当に寝てるようだったんです。でも…触ったらとても冷たくて「おばぁちゃん。おばぁちゃん」って何度も呼んでも起きてくれなかったんです。 
その時にやっと「死んだんだ」と言う事を理解して泣きました。 

その日から慌しく葬式の準備が進められておばぁちゃんの遺体は棺桶に収められ別室へ移動しました。 
姉や母たちは棺桶のある部屋で昔話を語っていたのですが私はおばぁちゃんの部屋で寝る事にして布団を敷いて横になりました。 
ちゃぶ台の上にはお菓子が沢山置いてあります。良く見ると棚には私の好きなお菓子ばかり。 
姉と私の成人式の写真、幼い頃の写真、修学旅行でお土産に買ってきた人形… 
泣き過ぎてもう出ないと思っていた涙がまたどんどんと溢れてきました。泣きながら布団に入って 
(いつもだったら、おばぁちゃんがあのお菓子を「どんどん食べなさい」って勧めてきてくれるのにな) 
そんな事を思いながら眠りにつきました。



263 : 261の続き[sage] 投稿日:04/05/18 13:17 ID:OzPxFwxF [4/5回]
気がつくとちゃぶ台の前のいつもおばぁちゃんが座っていた場所におばぁちゃんがいました。 
ニコニコと笑って、昔からの変わらない笑顔で「ほら、○子。これ好きだったでしょ?どんどん食べなさい」とちゃぶ台の上のお菓子を私に勧めてきます。 
夢かな?等と思いながらも私はおばぁちゃんとちゃぶ台を囲んでいつもののようにお菓子を食べながら色々な話をしました。 
「美味しいかい?」「もっと食べなさい。あんたはタダでさえガリガリなんだから…」とお菓子を食べる私を嬉しそうに見て話しかけてくるおばぁちゃん。 
私はただただ「美味しい美味しい」といつものの様にお腹一杯になっても無理矢理詰めこむようにしてお菓子を食べつづけました。 

朝になり、気がつくとやっぱり私は布団で寝ていて、お菓子を食べた跡は残っておらず…やっぱり夢だったんだーと目覚めましたが 
「夢枕」に立って会いに来たっていうやつだったんでしょうか? 
今でもおばぁちゃんが良く買ってくれたお菓子を見るとあの笑顔を思い出します。 

こんなにまで可愛がってくれたおばぁちゃん。 
ありがとう…


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at 19:00│Comments(0)心霊 

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