結納の日の前日の夜に死んだ婆ちゃんをはじめとする 親戚一同が夢に出てきた何故か「お雛様が助けてくれる」と感じはじめた

2016年09月26日

母親は家系的に第六感が強い

128 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/10 02:08 ID:Rdtn+qeM [1/1回]
心霊というよりは、第六感というか虫の知らせというか・・・という話ですが。 
長くなりますので、スルーして下さってOKです。 

祖父が自宅で突然亡くなった(といっても持病の発作が起きたんですが)時の 
ことです。 
私の母親は、家系的に第六感が強いようで一時期、母の祖母から頻繁に電話が 
かかってくる時期がありました。遠くに住む祖母の具合でも悪いのかと子供心に 
心配していましたが、実は親戚が夢枕に立つという内容で、つまりは祖母は 
亡くなる人が分かる人なんですね。そういう祖母の血を引いている母ですが・・・。 

私の両親は学校教諭なんですが学外での活動(?)も多く、夏休みでも 
両親が2人揃って予定がない日は3~4日という忙しさです。 
当時、私は2ヶ月半入院してまして、その日は退院して半月くらいでした。 
(入院するまではとても忙しい仕事をしていたので、休みは週1、朝7時過ぎに 
家を出て帰宅は22時を過ぎるのがほとんどでした。) 
弟は大学院生で、夕飯時に家にいることはまずありませんでした。 

別に家族仲がすさまじく悪かった訳ではないですが、家族そろって夕食というのは 
皆無でした。何年も前から。それぞれがかなり忙しいので予定が合いづらかったのも 
あります。 

前置きが長くなってしまいました。続きます。




129 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/10 02:17 ID:gA0NuAHw [1/2回]
続きお待ちしてます



130 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/10 02:25 ID:ebxnyLam [1/1回]
続きです。 

その日のお昼のことです。食が本当に細くなってしまった祖父に、祖母は 
毎日色々と食べやすいものを作ってあげていました。 
暑くて暇でダラダラしていた私に、母が言いました。 
「おじいちゃんのとこ行きなさい」 
いつもは何か頼まれたりしても「面倒」「忙しい」と相手にしないこともある 
私でした。(母、すまん)その時も初めは「え~?」と嫌な顔をしましたが、 
「おじいちゃんあんまりごはん食べないの。いいから行きなさい。早く!」 
別に怒っていたわけではないですが、今日は食い下がる。 
私も祖父の体のこと自体は気にしていましたし、ちょうどご飯時だったので 
祖父の部屋へ行きました。 
私「おじーちゃん。ごはん食べないとダメだよ?」 
祖父「んー。でも食いたくねぇんだよー。」 
私「じーちゃん。今はお風呂もトイレも自分で行けるけど、口から食べ物入れないと 
それもできなくなっちゃうよ?トイレの世話されるの嫌でしょ?」 
(当時、老人施設の職員だったので管から栄養を採る方と、ミキサー食でも口から 
採る方の体力の差を目の当たりにしておりました) 
祖父「・・・・・」(プライドが動いたようだ。とてもプライドの高い人でした) 
祖父はすい臓(だったかな?)癌で、内臓の形が変わってしまうほどの末期でした。 
毎日「背中が痛い」と言ってました。 
しぶしぶと、ヨーグルトを食べ始めた祖父。骨の浮いてしまった背中をさすりながら 
ヨーグルトを食べるのをずっと見てました。 
私「おじいちゃん、また私の車でドライブ行こうね。車なら暑くないよ。」 
祖父「ん・・。背中が痛いなぁ。」 

中途半端になってしまいそうなので、もう一度だけ続きます。長くてごめんなさい。



131 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/10 02:38 ID:ZRujIAQZ [1/1回]
夕方、部屋でゴロゴロしてました。 
「あ~今日は誰か暇じゃないかなぁ」なんて考えながら。 

祖母「ちょっと!誰か来て!おじいさんが!!」 
尋常でない声。私も両親も、お風呂場へ飛んで行きました。 
ちょっとパニックな父、もっとパニックな祖母。母の事は覚えてないのですが、 
多分私同様冷静になってたはずです。仕事柄、容態が急変する場面には何度か 
遭遇していたので、父に救急車を呼んでもらい、母にはお金の用意をしてもらい、 
祖父を支えました。(湯船に浸かった状態だったのですが、どこか打ったりしたら 
かわいそうだったので・・) 

結局、そのまま祖父は旅立ってしまいました。 
実はその日の朝、遠方に住む母方の祖母から電話があったことを後日聞きました。 
(滅多に電話はかかってこないです。) 
普段、外にいる時に携帯にかけても出ない弟がすぐ電話を取り、家のすぐ近くに 
居たこと。(学校が遠かったので、これは本当に意外でした) 

言葉足らずで分かりにくくて申し訳ないですが、あの時母が強く私に「おじいちゃんの 
ところに行け」と言わなければ私は、きっと最後まで祖父と言葉を交わすことなく 
見送ったであろうこと。 
それでもあれこれしてあげたかった・・・と思うことはたくさんありますが、 
あの「虫の知らせ」で大好きな祖父の背中をさすってやれたのが救いです。 

長文に最後までお付き合い下さってありがとう。



132 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/10 02:42 ID:gA0NuAHw [2/2回]
>>131 
虫の知らせ、いいもんだねぇ 
今の気持ちを大事にしたいもんですね



133 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/10 02:54 ID:wQJeh6Xl [1/1回]
>>128-130-131です。 
こんな夜中に読んで下さって嬉しいです。 
実は、弟を待って後から病院に駆けつけたのですが、途中母から 
「多分だけどね、おじいちゃん、今度はだめだと思うの」 
と電話がありました。 
これは当日の朝、祖母から突然電話をもらってたというのもあるでしょうが、 
(しかも、「なんだか胸騒ぎがするのよねぇ」みたいな内容で) 
あー、かあちゃんがこう言うんじゃ希望持てないかもなぁと思ったです。 
虫の知らせ、思い過ごしでもいいから信じて(?)行動しよう、と思ってます。 
いや、思い過ごしに越したことないな。 
それでは、ROMにもどりますです~。


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at 13:00│Comments(0)心霊 

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