今年の新盆には何を言い出すか誰も亡くなっとりゃぁせんがのぅ・・・

2016年06月29日

井戸の跡があったの?

212 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 03/06/21 05:13
高校生の時にお引っ越しをしました。その引っ越す前の家に関するお話です。 

その家は一階に居間と両親の寝室。二階に私と弟の部屋がありました。(典型的日本家屋なので、一階も二階も続き部屋を襖で仕切って使って 
いました) 
そこにいた頃は、家族四人が居間に集まってテレビの音も大きくしているのに 
二階を私の部屋から弟の部屋までミシミシ歩く音がはっきり聞こえたり、寝付く前に金縛りにあったりと、他にも色々と妙な経験をしていたのですが、 
(幸い「見た」ことは家の中ではありませんでした) 
なにしろ古い家なので、家鳴りもあるだろうし、他も色々あるだろうとあまり深刻にはなっていませんでした。(少なくとも私は) 
今では私も家族から独立し、そんな事はとうに忘れていた所、先日その家を取り壊して駐車場にする事になりました。 

今日から工事という日。…確か夕方だったかな?母からものすごい焦った声で電話が来ました。 
母「井戸が!床を剥がしたら井戸が出てきたよ!」 
私「ええっ?…井戸の跡があったの?」 
母「違う!埋めてないの。蓋がしてあるだけの本物の井戸!」 
井戸に本物も偽物もないだろう…というツッコミを心の中でしつつ 
私「どこに?」 
母「台所があったとこ~!」<この時点で母は半泣きでした 
しかもその横には和式の便器が無造作に置いてあったそうです。 
それが発見されてから大工さん達も大騒ぎで神主さんをもう一度呼びにいって御祓いの仕直し。なんだか大変だったようです…。 

どうも母の話に寄ると、(母の家系は割と家独自の神様系の行事を大切にしているのですが)その家に越して来た時に霊能力者(?)の方に家相とかを 
見て貰ったんだそうです。 
そうしたら「ここ(台所)が悪い。ここに毎日盛り塩をしておきなさい」と言われ、私は知らなかったのですが毎日実行していたらしいのです。 
塩は朝になるとじっとり濡れていたそうです。 
母も何やら「暗くて気持ち悪い家」と感じていたので、やれることはやっておこうという気持ちだったそうです。 
ちなみに台所の窓の向こうはお墓…というロケーションだったので(w 
きっとそれもあったんでしょうね。 

(長いのでいったん切らせていただきます。次で終わります) 




215 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 03/06/21 05:27
(続きです) 

その家の元の持ち主(建て主)さんは大工さんだったそうです。母も私も「何故大工さんなのに井戸をそのまま放置して、その上に家なんか建てたんだろう?」と首を捻りました。(家相的にも良くないですよね?確か…) 

でも本当に怖かったのは、その後に言った母の一言でした。 
「もしかして、だからあそこの家ほとんど絶えちゃったのかしら…」 
建て主だった大工さんのご家族は、お子さん四人の六人家族だったそうなのですが、今ではご当主の大工さんのみだそうです。
そんなことってあるんでしょうか? 

よく考えてみると、我が家もあの家にいた頃は私を除いて他の家族全員、救急車にお世話になっています。 
……生きててくれて本当に良かった。 

なんにせよ。あの家で経験した妙な現象に理由ができてしまったようで、複雑な気分です。 
書き込みさせていただく事で、少し自分の気持ちも整理できた気がします。(頭ではまだあんまり納得できてませんが…) 

駄文にお付き合いくださって、ありがとうございます。 


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at 11:00│Comments(0)心霊 

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